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2017.11.14     カテゴリ: カニムシ目 Pseudoscorpionidaヤドリカニムシ科 Chernetidae 

   オオヤドリカニムシ

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Megachernes ryugadensis
2017.11 和歌山県

沢沿い斜面の、掘っても掘っても途方もなく石が重なっているガレ場で見つけた個体。
普段見慣れた関東や東北の個体より形態的に四国の個体に似ている。

本種はネズミの体表面やマルハナバチの巣などからも記録があり、僕自身今までネズミに便乗している個体を仕事柄よく見ています。リター層のシフティングやネズミが出入りしているところでの石起こし、洞窟内の探索でも見つかるようです。

頭胸部の二本のライン状の溝が特徴の一つ。
大型で武骨で腕が太くて艶消しでネズミに便乗する大好きな種です。
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2017.11.13     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   おけら

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ケラ Gryllotalpa orientalis
2017.10

野外で仕事をしているときに水辺を泳いでいた個体。
水陸両用で飛ぶこともできるケラはなかなか狙って探しづらい昆虫なので、思わずケラを手に握りしめたまま仕事。
そのままビニール袋に入れて持ち帰り、現在腐葉土に入れて野菜など与えて飼育中です。

ケラと言えば、土の中で「ジーーー」と鳴きますが、部屋の電気を消してしばらくすると、「ピッ、ピッ、ピピッ」とカネタタキのような音で鳴いていることに気付きました。初めは他の虫の声だと思ってたのですが、どう聞いてもケラのケースから聞こえます。
ネットで調べてみてもなかなか出てこず、ここ数週間家にいなかったのでちゃんと確かめるためできれば録音したいところ…

それにしても見れば見るほどに愛くるしい姿をしており、撮影しているうちにどんどん好きになってしまいました。
また、姿形はもちろんのこと、動きがとにかくモグラそっくりで自分の中では収斂進化の典型的存在です。

写真は全てLaowa 60mm F2.8での撮影で、アップの写真は20mmチューブを挟んでいます。

ところで和歌山遠征での連日の朝から晩までのガレ場掘りで完全に腰をやってしまいました。
ぎっくり腰的な痛みで特に左側が酷いです。恐らく右手主体で岩などひっくり返しまくっていたからでしょう。
更には今日の夜中から痛風を発症してしまい、ダブルパンチで体全体がボロボロです。現場仕事がやっと終わったと思ったのに…
そんな状態で来週から今度は沖縄本島です。

2017.11.05     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   和歌山遠征

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2017.11.1

今日和歌山遠征から帰ってきましたが明日から月曜まで新潟に出張。
ガレ場掘りで腰をやってしまってぎっくり腰のような状態に…
1つ回れなかった箇所が出てしまいました。
もう学生の時のような動き方はできないんだなぁと汗

1つ副産物的に物凄い良い記録を出せたので短報にすることに。
それ以外にも今まで撮りたかったけどなかなか出会う機会のなかった種が多く、また関西での初フィールドだったので初見の種が多くて新鮮でした。

目標の種は雌しか見つけられなかったので近いうちに再訪せねばと思っています。

写真は緑色に輝く美しい滝つぼ。

2017.10.28     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   あまのじゃくとへそまがりさんの作品集

知っておられる方も多いとは思うのですが、革で様々な作品を製作されている"あまのじゃくとへそまがり"さんが
作品の写真集を出されました。

WANDERING ANIMALS:あまのじゃくとへそまがり作品集
あまのじゃくとへそまがり
東京書籍
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あまへそさんチョイスによる生き物をモチーフにした精巧な作りの作品は見ても触っても素晴らしく、イベントなどでも常に人だかりができてしまうほど。
小銭が入ったりチュッパチャップスを入れられたりするほんのちょっとの実用性があるのがまた良い味を出しています。

イベントなどでは持っていける数は限られていますが、いろんな作品を一気に見られるのはこの本だけですのでぜひ手に取って見てみて下さい。
どこで知り合ったのかよく分からないモデルのトーマスさんがまた良い雰囲気を醸し出しています。

結婚式では特別仕様のイソカニムシを製作してもらって我が家では家宝になっています。321.jpg
(嫁の花冠についているのは蛾売りおじさんに製作して頂いたイブキスズメ)

イソカニムシ、アカツノカニムシ、カブトザトウムシ、ツノトンボ幼虫の4点の写真を提供いたしました。

あまのじゃくとへそまがりさんのHPはこちら→http://amaheso.simdif.com/

2017.10.28     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   ヒゲナガマルトビムシ



恐らくネット上に登場するのは初めてなのではと思います。
僕自身、日本産土壌動物第二版のイラストしか見たことが無く、しかも他のトビムシでは見たことのない独特な動きをしていたので、1年ぶりくらいに動画撮影用のフルセットを出しました。

体長は1mm~1.5mmほど。触角が体長の2倍以上あり、食事中には体の回りをグルグルとさせてセンサー代わりのようにしていました。

4~5年前にトビムシを見始めた頃、日本産土壌動物図鑑を開いて本種のイラストを見たときはほんとうに興奮し、いつかいつかと思っていましたがやっと出会うことが出来ました。

2017.10.25     カテゴリ:  両生綱 Amphibia 

   巨大なイシカワガエル

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Odorrana splendida
2017.9 奄美大島

比較するものはないですが、体サイズがかなり大きな個体群。
案内して頂いた時に林道に出ていた個体を見てあまりのでかさに思わず声が出てしまいました。
普通のサイズを見慣れた方なら誰もが驚くと思います。

また写真を見て気づく方もおられると思うのですが、体サイズ以外にも凄い点が。

全てEF-S 10-18mmで撮影。

標本の整理を終えて金曜日にはあちこちに送りできそう。。
今度は月曜日から和歌山遠征なのですが、このタイミングで台風が来るとは…
目的の種はかなり絞ってあるのでダメな日が増えてもいいからとりあえず現地になんとか向かいたい。

2017.09.28     カテゴリ:  植物 Plantae 

   タネガシマムヨウラン

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Aphyllorchis montana
2017.9 奄美大島

奄美より帰ってきました。今回の遠征は友人に1週間のうち3日間も案内して頂き、とても良いところをたくさん紹介して下さったお陰で
正直見たかった種は1種を除きほぼ全て見つけるという成果でした。未記載、未記録と思しき種もちょこちょこと見つかり、
標本の整理もしているところです。

夢冷めやらぬうちに写真の現像をしていますがすぐにでも帰りたい衝動に…

写真は林内にひっそりと咲くタネガシマムヨウラン。別なところでも1つ見かけましたが、そちらはまだ開花していませんでした。



プロフィール

ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

僕が関わった本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

こちらにもたまに投稿しております→WEB自然図鑑
名前はここと変わらずジークでやっておりますので宜しくお願いします。

Copy right (C) 2009-2017 ジーク(Jiku). All rights reserved.

連絡先はこちら↓
Email adress:kuroishibaken22@gmail.com


妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

【最近のお気に入りの生き物】

ケアシザトウムシ

キタカミメクラツチカニムシ

ツムガタアゴザトウムシ

サスマタアゴザトウムシ

ウエノコンボウマルトビムシ

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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