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2020.02.02     カテゴリ: カニムシ目 Pseudoscorpionidaコケカニムシ科 Neobisiidae 

   コケカニムシ科の一種

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毎度のことだけどクリックすると大きな画像で見られる。

Neobisiidae gen. sp.
2020.1 奄美大島

知人より頂いた個体。紡績腺の形がミツマタカギカニムシによく似ている種。
他にも何種かのコケカニムシ科を見てきたけど南西諸島ではかなり大型の部類。


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Bisetocreagris japonica
2017.8 岩手県

こちらはミツマタカギカニムシ。ミツマタと言いつつ細かく見るともう少し分岐している。主に三つに分岐してるからミツマタなのだと思う。
本州では山地でよく見かける比較的大きな種だが、アナガミコケカニムシやオオコケカニムシなどは更に1~2回りほど大きい。

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2020.01.31     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   「土の中の美しい生き物たち」

※暫くの間トップに表示します。

編者、著者、写真家として先生方と3年がかりで進めてきた「土の中の美しい生き物たち―超拡大写真で見る不思議な生態―」が朝倉書店さんより12月10日(火)に発売されます。

朝倉書店



様々な分類群の野外での写真をたくさん掲載しており、訳の分からない生き物で溢れかえっている土壌動物もこれがあれば写真と見比べてなんとなく当てを付けられるのではないかと思います。(種同定できる訳ではありません)
これから土壌動物を探してみようという方には特におすすめの一冊となりました。

昆虫に関しては資料が結構揃ってると思うので、この本に関してはガロアムシくらいで今までなかなか紹介されてこなかった分類群を中心に掲載しており、図鑑的な内容ではないのですが代わりにそれぞれ発見した環境や微環境、撮影日、撮影機材を記載しています。生態情報が少な過ぎて確かなことがいえないというのもありますが、実際に見つけた情報が読んでいただいた方の参考になればという思いです。なお、科や属、種などへの検索や識別点はありません。この本はあくまで当たりをつけることを目的としています。どの分類群でも未記載種や新種などが出る可能性が全然残されているので、土壌動物をやり始めてすぐにそういった種に出会える可能性がたくさんあるのがまた良いところだと思っています。

また、土壌動物の紹介の後には今まで土壌動物の撮影で得られた経験を元に一眼レフでの具体的な撮影の仕方を細かく書きました。専門家の方に見ていただくことになったとき、写真が綺麗だと見せやすい、簡易的な同定に使える、一人でPC画面見てニマニマできるというメリットがあります。土壌動物とはなんぞやという解説や、観察会の仕方も先生方がしっかり書いておられるので一通り学べる内容になっています。そこからもっと突っ込んで調べたいという方は、結構本が出ていますのでそちらを見ていただきたいです。

土壌動物は小さい生き物ばかりで、気にしないと目に入らないようなサイズがほとんど。身近な所から川、山など、あらゆる環境にひっそりと暮らしています。土壌動物を知るとどこに行っても探せるので、山登りや川遊び、近くの公園に遊びに行く時とかでも一年中楽しむことができるのが最高です。

2016年に島野先生と初めてお会いしてからすぐに作ることが決まりましたが、多岐にわたる分類群はなかなか思ったように写真を撮影できず(それが最大の魅力でもあります)、だいぶ時間がかかりました。
先生方から手厚いバックアップを受けた他、各地で親を含めて色んな方にお世話になり完成に至りました。
自分が土壌動物を調べるときに出会った日本産土壌動物第二版や皆越さんの本、様々な読み物などがその強力な後押しになりましたので、この本もそういう役割を果たしてくれればという思いです。

書店さんに並びましたら手に取って見ていただければ幸いです。

来年には会社を辞めて独立し、来年、再来年、明明後年と現在関わっている出版予定の本がありますのでまた告知したいと思います。


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ヒゲナガマルトビムシ属の一種 Temeritias sp.
食事が終わり、盛んに動かしていた長い触角を丁寧に掃除しているところ。
今の自分と状況が似ていたので2ヶ月近くぶりの更新記事の写真として選んでみた、笑

2020.01.01     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   謹賀新年

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コウモリバエ科の一種(宿主から恐らくカノウコウモリバエ)
2019.12 千葉県

産蛹類という特殊な生態をもつグループの一つ。
尾膜と後肢の間辺りに潜んでましたが、中には10個体弱のコウモリバエが。

あけましておめでとうございます。
大晦日から喉に異変を感じ、今は鼻水まみれになっているジークです。
昨年は沖縄弾丸遠征2回、生き物屋さんとの岩手遠征、13名による土壌動物オフ会と楽しいフィールドがありはしたものの、今までで最もフィールドに出れなかった年となりました。
その代り、Laowa 24mmの購入で新しい画角での写真を撮影できるようになったほか、リンク先の
Nyandfulさん法師人さんと僕の3名で文一総合出版さんのWeb MagazineへLaowaレンズの紹介記事を書いたり、3年越しで完成した「土の中の美しい生き物たち」が出版されたり、入社当初から8年住んでいた松戸を離れて水田に囲まれた穏やかな新居に引っ越したりと大きな出来事が多い年でした。

今後も最低月1ペースくらいでは更新したいと思いますので時折覗きに来ていただけると幸いです。
今年は僕と知人が関わっている凄く楽しみにしている本が1冊出版予定なのと、再来年に予定している本の撮影など、また慌ただしい日々となりそうです。とりあえずは2~3月までに車を購入してフィールドの新規開拓などしたいなと思っています。

2019.12.19     カテゴリ:  蛭綱 Hirudinoidea 

   ホラアナナガコムシの一種

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ホラアナナガコムシの一種 Campodeidae gen. sp.
2019.6 岩手県

6月に友人数名と遠征に出かけた岩手では、雨続きでなかなか思うようにフィールドに出れなかったため洞窟(と言っても奥行きは全くありませんが)へ行きました。
今まで何回か来ている場所でしたが、キタカミメクラツチカニムシやホラアナナガコムシがかなりたくさん見つかりました。
腹部末端にある一対の尾角が非常に長い優美な姿ですが、根元から先まで丁寧に掃除していました。

昨日で引っ越し作業が終わり、8年も住んでいた6畳一間の激安アパートから2DKの小綺麗な部屋へ。(家賃変わらず)
駅から家までのどかな水田が広がりとても心地よい場所です。
家具なども一新したのでかなりお金がかかってしまいましたが、これからは部屋を広く使えるので室内撮影や土壌動物の飼育、
顕微鏡での同定・観察が捗りそうで楽しみです。
また旧居はキッチンが激狭で電熱線という組み合わせで作業場もなく料理が凄く大変そうでしたが、新居はキッチンが広く、ラックなどいろいろ工夫してとても使い勝手が良さそうになりました。キッチン下の収納扉には頑張って表面にシール張ったり、壁には耐熱性のシール張ったり。
来年はついに車も買うので近場の新しいフィールドを開拓していきたいです。

また、先日は若手写真屋であるNyandfulさんコウさん法師人さん、僕というそれぞれ違う分類群を主に撮影している4名で飲み会。生き物の話や写真、機材、撮影技術などなど多岐にわたり、あっという間の2時間でなかなか刺激の強い集まりでした。本の作業も一時的には終わったので(まだ修正作業など残っていますが)、そろそろ自分の作品を撮り始めたいと強く思いました。

明日は大好きなイラストレーターさんである安斉さんの個展へ。とても楽しみ。



2019.10.18     カテゴリ: カニムシ目 Pseudoscorpionidaオウギツチカニムシ科 Pseudotyrannochthoniidae 

   キタツチカニムシ

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Allochthonius borealis
2015.9 岩手県

東北で土壌動物を探すとよく見つかるキタツチカニムシ。
頭胸部から腹部にかけてのくびれと色合いがとても格好良くて大好きなカニムシです。


本はこちらの作業としては残すところ色校のみ。
来月あたりには出版されて本屋さんに並ぶものと思います。

土の中の美しい生き物たち ―超拡大写真で見る不思議な生態―

とりあえずは色々一段落した…と思っていましたが、退職するまでもう半年を切っており、引っ越しせねばと不動産屋に行ったらとても良い物件が見つかり即契約。
12月に引っ越しするのでまた当分慌ただしい日々となっています。
大学入学で初めての一人暮らしから今までずっと6畳一間の家で暮らしてきたのですが、今度の家は2LDKでゲスト用の部屋まで用意する予定。それでも今の家と家賃はほとんど変わらず月の駐車代も4000円ととても安いです。
台風や地震と言った天災で危ないところは避けられたうえ、外環や首都高、中央道と言った渋滞から解放されるのも最高の場所です。
そしてやっと顕微鏡を置いて標本同定などできるスペースを確保できるのが何よりうれしい。
本棚も大きなものを買うので使い易くなりそう。


2019.09.24     カテゴリ:  爬虫綱 Reptilia 

   クロイワトカゲモドキ

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Goniurosaurus kuroiwae
2019.9 沖縄県

1泊だけの弾丸遠征に行っていました。
トカゲモドキはやはり最高です。。

2019.09.08     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   追い込み

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ミヤマタテウネホラアナヤスデ Antrokoreana takakuwai sylvestris とツノカニムシ Pararoncus sp.の1種
2018/1

現在作成中の本ですが、校正作業に追われていたもののやっと終わりが見えてきました。
それに加え仕事やら何やらいろいろ忙しくブログやHPは放置しっぱなしに…
新たなプロジェクトや企画が立ち上がっており、決まり次第ブログでお知らせしたいと思います。

この土日は実家に帰省しており以下の市民講座に参加。
https://enjoyiwate.com/?p=4632

初めての方からそうでない方まで幅広い方を対象にされており、話の進め方や紹介の仕方に様々な配慮や工夫がされていました。また、どれもとても面白くて興味深い内容であっという間の3時間でした。
御三方とも研究対象に対しての愛が深く感じられるのも良かったです。
配布された紙の余白にメモりまくったのですが、昔同じアパートに住んでいた女の子達がたまたま同じタイミングで遊びに来ていたので、親と一緒にお酒を飲んでたら見事に二日酔いに。とても聞き上手だったのでおっさん臭いことばかり言ってしまった気がする。

高速バスにも乗れず、うだうだとモコと昼まで寝て過ごしてメモをまとめられませんでした苦笑

ということで生存報告的な記事でした。にしても弟の甥っ子たちの可愛さったらないですね。年末年始も帰ることにしました。





プロフィール

ジーク

Author:ジーク
腰痛と痛風持ちの30歳

HP:IM3号 Soil Fauna Photography

編著者、写真家として制作した土壌動物の本が出版されました。
訳の分からない生き物にあふれている土壌動物の"あて"を付けるにはちょうど良い本になったのではないかと思います。
土の中の美しい生き物たち ―超拡大写真で見る不思議な生態―

一部担当した本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

Copy right (C) 2009-2019 ジーク(Jiku). All rights reserved.

連絡先はこちら↓
Email adress:kuroishibaken22@gmail.com


妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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