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2019.06.28     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   梅雨入りの岩手遠征

先日2泊3日で岩手に行ってきました。
こんなに環境良いなら違った目線で見てもらえたら楽しいだろうと思い、大学時代の先輩である
どろんこさん、様々な生き物のつながりや生き物の持つ世界観を美しい写真で紹介しているぺんどらさん、そして大学時代に懐かしきmixiで知り合ってよくフィールドご一緒していた同期の月光守宮さん、嫁氏、僕、の5人で遠征にっていました。
あいにく梅雨入りしたばかり+それまで雨が全く降っていないという悪条件で、なかなか厳しい状態だったのが申し訳ない感じになってしまいましたが、道中やフィールドでのバカ話や生き物の話は大学時代を思い出すとても楽しいもので、それぞれが今まで見てきた、知った話が組み合わさると、違った視点での見方や関係性に気付いて、こればかりはやはり実際に会って話すのは良いなぁと実感した次第です。
生き物屋は自分の専門性が少しづつ高まってくると、どうしても効率的な探し方になったり、頭が凝り固まってきてしまうのですが、それが一気にほぐされて新鮮な気持ちでフィールドに出られるような気がします。
バカ話も最高に楽しくて大人数での遠征も悪くないなと…


3枚ともクリックで拡大されます。
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オウギツチカニムシ属の一種


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月光守宮さんが見つけてくれたコケイラン


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ぺんどらさんが見つけたクマの骨。

岩手は全体的にクマが多く(というか東北は)、常に気を付けながら歩いています。
哺乳類は他にも月光森宮さんが初めに気付いて近くで初めてまじまじと見れたカワネズミや、洞窟内でキクガシラコウモリ、テングコウモリなど見ることができた。

目視でももちろんなんですが、足跡やこうした骨なんかでどんな動物がいるのか分かるようになって、各地の山や川を歩くのがとても面白くなりました。
川の護岸上だったり、木の実がなる木までの獣道だったり、カエルや昆虫がいる溜まり、池等の周囲の裸地だったりがあると気になって探してみて、ネズミの食痕(オニグルミの実など)がたくさんあればオオヤドリカニムシがいないか周囲を探してみたり…
複合的な生き物の探し方をすると、その環境にどんな生き物が潜んでいる/暮らしているのかどんどん想像が膨らんできます。
1人でやるのも良いですが、分野の違う生き物屋さん同士で集まるとそれが爆発的にネットワークが形成されていくようで良いですね。ただまあ見識が深まるとかそれ以前に純粋に楽しいです笑

またこうしたメンバーでどこか行きたいな。。


・最近出版されたいくつか関わった本のご紹介
小学館の図鑑NEO 昆虫2 DVDつき 地球編』 小学館
オドリコトビムシの写真を1枚提供しました。

手すりの虫観察ガイド』 文一総合出版
こちらは友人のとよさきかんじさんが、公園などにある「てすり」で見つけたあらゆる虫(昆虫以外も含む)を紹介する図鑑タイプの本なのですが、とても丁寧に分かりやすく作られています。手すりは結構特殊な微環境で、樹上生の生き物を高さがあまりない状態で気軽に探せる凄く特殊なスポットで、そこから見出されることも多いのではないかと思います。これから虫探しをしてみたいという方に特におすすめ。

これらとは別に現在2冊の本の作成に関わっており、1冊は僕と友人2人でたくさん写真を出していて、もう1冊は絵本作家の舘野さんとの絵本です。どちらもかなり気合を入れて取り組んでいるので、完成したらまたお知らせします。

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2019.06.18     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   レンズ紹介

素晴らしい写真を撮影されている越智さん、法師人 響さんとLaowaレンズの記事を書きました。

Buna生物を撮る! 若手写真屋3名によるLaowaレンズの極意

今まであちこちに情報が分散していましたが、両爬・昆虫・土壌動物で様々なシーンでの作例と生き物の紹介をしています。
購入を検討されている方の後押しになれば幸いです笑


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サラサヤンマの羽化 Sarasaeschna pryeri

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カヤラン Thrixspermum japonicum

いずれもLaowa 24mmで撮影。

2019.06.03     カテゴリ:  軟甲綱 Malacostraca 

   

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2019.3 沖縄本島

初めて見たワラジムシ。ちょっと特殊な環境で得られました。
胸部背面後半の突起が徐々に大きくなっていくところが良い。


最近良いなと思った曲を2つ。

"Beautiful Flight" /H ZETTRIO



"Butterfly Effect" / fox capture plan



最近体幹を鍛えようと妻の筋トレを真似してるんですが、半分のセットすらできずに悲しい思いをしています。
でもずっと土壌動物を続けていくにはそろそろ体の事も考えないといけないので頑張って続けてみようと思います。

2019.05.19     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   ミズマルトビムシ

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Sminthurus aquaticus
2019.4 東京都


来月は素敵メンバーで東北遠征。シカやイノシシがほとんどいないところなので植物もかなり面白いはず。ほぼ天然林であまり人の手が加わっておらず、リター層や土の状態も良くて土壌動物も楽しみ。

2019.05.17     カテゴリ:  蜘形鋼 Arachnida 

   ババハシリグモ

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Dolomedes fontus Tanikawa & Miyashita, 2008
2019.5

まだ亜成体のババハシリグモ雌雄。

湿地状になっている少しオープンな草地などで見かけますが、少しずれただけで全然見つからないため、ピンポイントな環境で探さないとなかなか見つかりません。
最後に見たのが10年も前の事で、淡い期待をしつつ網に入っているのを見たときは感動しました(同定に自信がなく一発で分からなかったのが悔しい)。
10年前は6月に成体を結構見てるので、今年は久々にちゃんと探してみようと思います。

会社の哺乳類屋の先輩に教えてもらったDEPAPEPEに最近はまっています。

2019.05.09     カテゴリ:  蜘形鋼 Arachnida 

   スジブトハシリグモと…

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Dolomedes pallitarsis
2019.4 東京都

水面に浮かぶスジブトハシリグモ。足元にはオドリコトビムシがいますが、ブログ記事を書こうとしたときに気付きました。。
これは土壌動物撮影ではよくあることですが、まだまだ修行が足りませんね。

先月の頭までは水辺には全然草が生えていなかったのに、久々に訪れたらかなり成長していて驚きました。


2019.05.09     カテゴリ:  倍脚綱 Diplopoda 

   エリヤスデ属の一種

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Eutrichodesmus sp.
2019.5 神奈川県

非常に美しい純白の小さなヤスデ。頸板や背板には小さな瘤状の突起が並ぶ。


今日仕事帰りに久々にRancidを聞いたので懐かしい曲を。
高校生の時に岩手山を眺めながら学校への行き帰りのサイクリングロードで聴いていました。
真冬の澄みきった空気感で見る青空バックの岩手山は綺麗だったな。
毎日どのアーティストの曲を聴くか楽しく悩んでいた高校時代でした。



プロフィール

ジーク

Author:ジーク
腰痛と痛風持ちの30歳

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

一部担当した本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

Copy right (C) 2009-2019 ジーク(Jiku). All rights reserved.

連絡先はこちら↓
Email adress:kuroishibaken22@gmail.com


妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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