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カテゴリー 《 マメザトウムシ科 Caddidae 》   全3ページ

2018.06.02     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   ヒメマメザトウムシ

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ヒメマメザトウムシ Caddo pepperella
2018.6 山梨県
体長僅か1.6mmほどの成体。

マメザトウムシ C. agilis と同じく日本とアメリカに隔離分布する種で、その天使のような可愛さとは裏腹に他のザトウムシよりはるかに発達した眼で獲物を狙い触肢で捕える。
マメザトウムシとは違って地表面や樹表面で見ることは無く、基本的にはリター層などで生活していると考えられます。
ネット上にはまだ知人とアメリカ?の方が撮影した写真が少しあるくらいで、マメザトウムシより探すのがとても難しいです。
今回は知人に案内してもらって一晩だけ弾丸で撮影に行ってきました。

5月頭にLaowa 25mmという2.5倍~5倍のレンズを入手したので試写も兼ねて。
レンズ単体では低倍率域では解像度、色味共に優秀で、最大倍率の5倍(APS-C機の70Dでは8倍)でも色収差もほとんどなく綺麗でした。
2枚目は1.2mmほどの幼体で、APS-Cセンサーのボディ+チューブ+テレコンでフルサイズ換算で最大倍率で約23倍(画面横幅が1.5mmいっぱい)までいきます(チューブを増やせばまだ上がる)。小さく使う写真なら許容範囲かなと思いますが、動く被写体をこれで追うのは相当な手練れで無いと難しいです苦笑 今回もこのライティング失敗している微妙なカットを撮って諦めました。
MP-E65mmに比べてレンズが細いため、ローアングルからの撮影をしやすく、WDも結構あるためライティングがとても楽です。

ただ、一つだけ難点を挙げるとすれば倍率を変えるリング?が重過ぎて、撮影中にリアルタイムで倍率を変えるのが不可能に近いということ。
もちろん低倍率であればその余裕もあると思いますが、チューブやテレコンなどをつけて12~13倍以上で撮影している時はただでさえちょっと被写体が画面から外れるだけでまた画面に被写体を入れるのがしんどくなってくるので、手振れ無しに倍率を変えるのが重要な超高倍率撮影にとっては結構致命的。
被写体が0.数mm~2mmくらいだと、低倍率で被写体を捉えてからそのまま倍率を上げる手法をよく使うのですが、それがかなり難しいということです。いきなり画面横幅1.5mmいっぱいで撮ろうと思っても、自分が今どの辺りを見ているのか把握するのが大変で、気づいたときには被写体はもう別のとこに移動しているという事態が頻発することになると思います。

それ以外は文句なしです。MFのみ、絞りも手動ですが、AFはあっても超高倍率撮影ではまず使いませんので…
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2017.07.24     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   捕食失敗

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Caddo agilis
2017.7 山梨県

捕食失敗どころか足元にきたトビムシにビックリして反転したのち、落ち葉の下に逃げ込んでいったトビムシをまだかまだかと構えている所。
このまま20分くらい姿勢をキープしていた。

基本的に目で遠くの獲物を探してダッシュして捕まえる、ということはここ3年ほど観察してきて一回も確認しておらず、全て足元にきたトビムシに反応して姿勢を前傾にするわけですが、たまにこのように逃げた獲物が出てくるのを待つ?ことがあります。
というより1度捕食のための前傾姿勢になったら暫くそのまま待機すると言った方が正確かもしれません。
そんなところも可愛いマメザトウムシ。

2017.07.22     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   捕食シーン

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Caddo agilis
2017.7 山梨県

先週はまだ撮影できていないとあるザトウムシを探しに山梨へ。
ペンドラさんという素晴らしい写真を撮影されている方に案内して頂きました。
どんな生き物にも興味があるそうですが、特に生き物と生き物のと関わりあいの写真が素敵で
高倍率マクロから超広角、無人撮影など精力的に撮影されています。
車内やフィールドなどの道中での会話もとても楽しくてサークル時代を思い出しました。

さて、目的のザトウムシですが、結果的にはすでにいなくなっていたようで、1個体も見つけることが出来ず。
これはこれでそういう情報も得られて嬉しいのですが、来年こそは…

昨日はある生物の状況を撮影するため都内某所へ。ついでにその周辺も散策。思った以上にピンポイントにいるようだ。
これでやっと材料が揃ったので原稿を書いてみるか…
というか間に合うのかな…汗

最近ずっとLaowa60mmのことばかり書いていますが、前回の記事まであまり具体的なことを書かなかったので少し説明を。

・マニュアルレンズ(絞りもピントも手動)
・レンズの構造上クローズアップレンズとの相性×
・手振れ補正なし
・絞るとファインダー像が暗くなる(実絞りのため)
・絞りはクリック感あり
・最大倍率ではレンズが前面に、引くと後退していく(つまりすっぽりとその部分が空いてしまうためゴミなど入りやすい)

普段からマクロのマニュアル撮影に慣れていればなんてことはないですが、そうでないと初めは難しいかもしれません。
僕は最近Laowa60mmとチューブやテレコンを組み合わせて70Dの液晶で撮影しています。
基本チューブとの組み合わせがほとんどで、テレコンはなるべく使用しないようにしています。

この写真は捕食シーンを撮りたいがために、マメザトウムシを液晶に写したまま捕食シーンが撮れるまで延々と数時間待つ、という行為の最中に撮影したものです。なかなか狩りが上手くなくて失敗ばかりのため瞬間を捉えられません…
ピンボケは1枚撮ってるんですが。。(悔しい)

2017.05.22     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシ

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Caddo agilis
2017.5 山梨県

体長1mmほどの幼体。
今年は標高を意識して探してみようと思う。

この土日に行われていた
土壌動物学会の第40回大会。
知人とともに発表したポスターは嬉しいことにポスター賞を頂けた。
お会いしたかった先生方や、新しく知り合うことのできた方々などと話すことができ、とても充実した2日間だった。
今後も精力的に撮影に出かけたいが、いつにもまして今年は忙しく、まとまった時間が取れそうにない。
が、効率的には撮影しないであくまでじっくり観察しつつ向き合いたいと思う。

2017.04.04     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシが出てくるまでもう少し

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クリックすると拡大されます。

Caddo agilis
2015.6 山梨県

梅雨になり、大きくなったマメザトウムシがどんな獲物を捕食しているのか知りたくなった。
林床から樹表面へと活動の場を移し、そこからあまり他の木へは移動しないため(この時期での個人的経験)、
観察のしやすいブナの大木の近くに腰を下ろして、早朝から晩までひたすら1個体だけを追い続けてみた。
その時のマメザトウムシがこの写真の個体。

自らあちこち歩き回って探すのではなく(大きなスケールで言えば移動しているが)、足元近くに来た獲物を捕らえるのだが、
その時の姿勢の変化や目つきの変わり方がとても凛々しくて、可愛い見た目とは真逆の印象を抱いた。
また、獲物を捕らえる時の俊敏さも他のザトウムシとは一線を画しており、改めてマメザトウムシの魅力に憑りつかれた。
自分の中でのマメザトウムシは他のどの生き物よりも格別な思いがあり、死ぬまで毎年必ず観察に行くと決めている。

初めて見たのが2013年5月尾瀬の近くで、あれから4年が経とうとしている。
今年こそはその決定的なシーンを写真に収めたい。


お知らせ
一部を担当した本がもうすぐ発売となります(ほんとにごく一部ですが…)。
許可が下りましたらこちらでも紹介したいと思います。
写真家として初めての仕事、汗



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2016.05.04     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシ幼体

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Caddo agilis
2016.5 山梨県

今年もマメザトウムシ詣でをしてきました。体長は1mmほど。
今時期は成体とは違ってリター層にいるのでシフティングが主な採集方法となるのですが、初めに見つけてからというものなかなか入らず。
その後違う場所でやったらそれなりに見つかったのでまだ孵化していなかったのか、見落としていたのか…
バット上でのソーティングは結構しっかりやったつもりなので前者でいてほしいところなのですが、今回見つけた個体は小さいは小さいものの、脱皮殻を2個ほど見つけたうえそこまで極小というわけでもなかったので一度脱皮したあとなのかなと考えています。

また、今回は自然な姿を見てみようと昼夜問わず結構リター層や木の根元付近の土壌表面をくまなく見て回ったのですが、全然見つかりませんでした。これに関しては来年またチャレンジしてみようと思っています。動き方が特殊なため、いれば絶対に気付くはずです。


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それにしてもなんて可愛いんでしょう。気が狂ってしまいます。
ダニがくっついてますね笑

2016.02.06     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシの捕食シーン(失敗)



HD画質推奨

マメザトウムシ Caddo agilis
2015.6 山梨県

樹表面が生活の場となった梅雨時期に、ムラサキトビムシ科の一種を捕食しようとしているシーンです。
体勢を下方に傾け、眼で獲物を追って触肢を素早く伸ばします。
この日は朝イチで初めて捕食しているところを見ることが出来たのですが、なかなか動画に撮れず、また動きも速いので写真も撮れずという状態が続いていましたが、昼過ぎ位にようやく捕食しようとしているシーンを動画に残せました。
夜にも撮れたのですが、そちらも捕食失敗。なかなかうまいこといきませんね。。

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2013.7 山梨県

2015.08.14     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   麗しのマメザトウムシ

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Caddo agilis
2015.6 山梨

世界で一番マメザトウムシの写真を掲載しているであろうIMですが、構わずアップします。
前回の記事でちらっとお見せした脱皮をする場所の写真。
ピンポイントだとこんな感じの環境でした。

まさに狙い通りの場所で脱皮していたわけですが、結局このあとマメザトウムシを探しに行く時間を確保できず。
また何個か課題を残して持ち越しとなりました。去年に比べればだいぶ大きなステップを踏めた気がします。

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こちらが脱皮して少なくとも数時間以内のマメザトウムシ。
脱皮して暫くしないと脚の色は黒く(というか褐色)ならないようです。


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そんなマメザトウムシですが、書籍に一点写真を提供しました。
早川いくをさんのシリーズでへんな生きもの へんな生きざまという新刊に掲載されています。
帯にも写真を使っていただきました。



ところで博物ふぇすてぃばるの会場ではCraft Factory Shovel Headさんがすんばらしい作品たちを展示販売しておりまして、イベント開場前に名刺交換をさせて頂いたのですが、今日会社から帰ってきたら葉書が届いていました。
そして裏面を見るとあの超欲しかったカニムシのやつが…

どうやら渋谷東急ハンズでやっている
渋谷オーシャンというイベントにも出展されているようです。
興味のある方はいかれてみてはいかがでしょうか。
作品はCraft Factory Shovel Headで画像検索するとたくさん画像が出てきます。
実物を見ると絶対欲しくなってしまう。。


あと、あまへそさんこと、あまのじゃくとへそまがりさんが制作されていた新作のウモウダニのバッグもこれ以上なく素敵な作品でした。
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何気にイソカニムシもかなりクオリティが高かった。

2015.06.24     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   3連ちゃん

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Caddo agilis
2015.6 山梨県

6月の頭以来、外に行こうと思っても毎週毎週雨に降られて今週末で3回目。仕事と雨が交差して外出を阻まれております。
しまいには冷蔵庫が突如壊れて5万円弱の出費。で、先週も土日が潰れてしまった。うまくいかないときは結婚式と披露宴の準備にあてて気持ちを切り替え…られる訳もなく悶々としています。
土日の予定があまり読めないこともあり先生に連絡できないのも申し訳ない。

とりあえずは土曜日におうめ環境フェスタ2015へ行ってくる予定です。
あの御方の講演を聞くチャンスなので楽しみです。

マメザトウムシ、高尾山にも普通にいそうだなぁと思いつつ、まだ一度も探したことがない。



そういえば今日初めてアオサナエを見ましたが、あれは凄く美しいですね。
双眼鏡で水際の砂の上にあの緑色が見えたときには、おぉっ!と思わず声が漏れてしまいました。

2015.06.13     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシ成体出始め。

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湿度の高いブナ林でも、尾根部の乾燥したアカマツ林でも見つかるマメザトウムシ。
どこにでもいるけど、そこまでどこにでもいるわけではなく、探すところは選ばなければ見つけることができません。
少なくとも関東から東北では、傾向がつかめたら後はどこでも見つかると思います。

ただ、関東では低地ではまだ見たことがなく、東北に行くと低地でもまあまあ生息しています。
地元の盛岡では標高150mくらいのところにもいました。
北海道では低地の森林にも普通に生息しているようです(Nobuo Tsurusaki 2003) 。

これらを考慮すると、九州ではそれなりに標高のあるところまで登らないと生息していないのだろうか。。
関西~九州は正直全然分かりません。


Nobuo Tsurusaki (2003). Phenology and biology of harvestmen in and near Sapporo, Hokkaido, Japan, with some taxonomical notes on Nelima suzukii n. sp. and allies (Arachnida: Opiliones). Acta Arachnologica Vol. 52 (2003) No. 1 P 5-24.


Convergeの6th「You Fail Me」より、イントロからして強烈な曲。このアルバムと5th「Jane Doe」は高校生の頃から耳が腐るほど聞いてきたけど、今聞いてもほんとに格好良い。


プロフィール

ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

僕が関わった本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

こちらにもたまに投稿しております→WEB自然図鑑
名前はここと変わらずジークでやっておりますので宜しくお願いします。

Copy right (C) 2009-2017 ジーク(Jiku). All rights reserved.

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妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

【最近のお気に入りの生き物】

ケアシザトウムシ

キタカミメクラツチカニムシ

ツムガタアゴザトウムシ

サスマタアゴザトウムシ

ウエノコンボウマルトビムシ

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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