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2016.11.24     カテゴリ: ザトウムシ目 OpilionesTaracidae 

   ケアシザトウムシ

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画像をクリックすると多少拡大されます

Crosbycus dasycnemus
2016.11 東京都


体長1.2mmほど。今まで見つけてきた個体に比べると多少動きが速い個体でした。
それにしても今年1月に発見して以降10個体ほど見つけましたが、昨年だって一昨年だって探してたのに、なぜ見つからなかったのか。土壌動物はほんとに目が慣れるといろいろ見つかるようになって面白いです。
撮影しているうちに何か食べないかと撮影しないでずっとファインダー越しに観察したりしているのですが、そうそうそんなシーンが見られる訳でもなく。
一筋縄ではいかないザトウムシ。









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2016.02.23     カテゴリ: ザトウムシ目 OpilionesTaracidae 

   ケアシザトウムシ

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Crosbycus dasycnemus
2016.2 東京都

先月掲載したばかり(
ケアシザトウムシ発見。)ですが、一昨日再発見して無事採集することが出来ました。
今回は万全を期してバットの上で行いました苦笑

前回、今回と(更にいえばこの3年間)2度見つけましたが、2個体とも地面と接している石の裏でした。
もちろんかなり小さいこと、体色が黒っぽいので見辛いことから見落としも今まであるはずなので、
一概にこうだ、とは言えないと思います。


ケアシザトウムシ最大の特徴である脚の毛は普通の毛とは少し様子が違い、
とある先生から分泌物?との質問を受けたので調べてみたところ、以下の論文が見つかりました。

WILLIAM A. SHEAR. 2006 Martensolasma jocheni, a new genus and species of harvestman
from Mexico (Opiliones: Nemastomatidae: Ortholasmatinae). Zootaxa 1325: 191–198

論文を読むと 「the curled “hairs” in C. dasycnemus are actually the unsocketed trichomes,
while those of M. jocheni are socketed setae」とあり、trichomesという単語を初めて聞きました。
ネットで調べてみるもあまり詳しくは出てこないのですが、植物体では毛状突起などと訳されることがあるようです。
面白い記述がありましたので参考までに→
草本植物の産毛? の役割 | みんなのひろば | 日本植物生理学会

ただ、ある先生に伺ってみたところ、「アメリカ自然史博物館が出している昆虫の形態用語事典によると、
一部の好蟻性昆虫などにみられる,アリが摂取するような分泌物を出す特殊な毛ということになっています。」
と返事を頂きました。毛はちゃんとした毛で、分泌物ではないそうです。
生態もよく分かっていない種なので、事典の記述をそのまま当てはめることはできないかと思いますが、
今後ケアシザトウムシの脚の毛については気にしておいた方が良さそうだなと感じました。

ちなみに以下の論文には電子顕微鏡写真が掲載されています。

WILLIAM A. SHEAR. 1986 A cladistic analysis of the opilionid superfamily Ischyropsalidoidea,
with descriptions of the new family Ceratolasmatidae, the new genus Acuclavella, and four new species.
AMERICAN MUSEUM Novitates, Number 2844, pp. 1-29 (9ページ目のFig. 12)

なんとも不思議な形をしています。

2016.01.10     カテゴリ: ザトウムシ目 OpilionesTaracidae 

   ケアシザトウムシ発見。

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ケアシザトウムシ Crosbycus dasycnemus
2016.1 東京都

図鑑では、ツルグレン装置においてコアカザトウムシと並んで抽出頻度の高いザトウムシと書かれていても、散々探してきてどこでも見つけられなかった種。

体長は1mmほどで少なくとも日本産のザトウムシの中では最小クラス。
中国と北米にも隔離分布しているのですが、雄はまだ数例しか記録が無いため単為生殖と考えられています。

また、和名の通り、脚に毛が密生しており他のザトウムシとは一線を画しています。

ゴミアシナガサシガメなんかもそうですが、この毛はなんなのでしょうね。。
ゴミが凄く付きそうなのにそんなに付いていないし、繁殖や忌避的な意味合いでもあるのでしょうか。

ヒトツメマルトビムシ2種(岩手で撮った過去の記事→ハベマルトビムシ)を撮影したあと、疲れて一服しながら何気なく捲った石の裏にいてキター!となりました。久々に手がプルプルしてピント外しまくりました。
思えばツムガタアゴザトウムシキタカミメクラツチカニムシ以来の震えようです。

ネット上においては生体写真は知人が撮影したのを知るのみで、北米でも標本写真しかありません。
体長が1mm超のコアカザトウムシより全然見つけられる頻度が違うのはなぜなんだろうか。
体色は言うまでもないとして、今回石を捲ってケアシをすぐに認識できたので今までも視界に入っていれば気付いていた自信はあるんですが…

とにかくゆっくりしか歩かず、突いてもほとんど速度は変わりませんでした。
動画でも撮ってみたのでHD画質でご覧ください。
手振れが酷いですが…




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トビムシと違い、体長1mmでも脚が長いのでまだこのサイズでも視界には入ります。


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ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

僕が関わった本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

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妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

【最近のお気に入りの生き物】

ケアシザトウムシ

キタカミメクラツチカニムシ

ツムガタアゴザトウムシ

サスマタアゴザトウムシ

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※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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