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2010.12.31     カテゴリ:  まとめ collate data  

   反省

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今年は蛾にはまったり、昆虫も見始めたり(あとちょっと植物)とちょこちょこ違う分野も見始めたことでよりフィールドが楽しく行え、そうすることで関係ないようで関係あるような、そんなもやもやした、でもしっかりとした繋がりを実感しました。
もっと多角的に広い視野でこれからも自然を見つめていきたいです。
フィールドでも、かすかな気配だったり、匂いだったり、視線だったりを感じながら生き物を愛でたいなぁ。

収穫祭では廊下に四切サイズで普段世間的に嫌われている生き物の写真及び紹介文を出してみましたが、案外好評だったのでやはりそのものを知ることが出来ればあまり恐怖感や不快感は出ないのかなぁと思いました。
これからも、趣味的なものであっても綺麗な写真で、有意義な内容の記事を書いていければと精進致します。

またネットやフィールド、シンポジウムや学会、様々な場所でいろんな方とお会いすることもできた充実した年でもありました。 相方とも巡り会えました
反面、クモの学術的な記事や写真がちょっと減ってしまい本来始めた時の目的意識が薄れてしまったこともありました。そこは反省点として来年に生かしていこうと思いまする。

来年は初春に台湾旅行を計画しています。アダシノさんに教えてもらったPoltys ideaeが衝撃的すぎて忘れられずほぼそれ目当てと言っても過言ではありません。
それ以外にも台湾は全般的にうらやまけしからんいきものがいっぱいいるようなので今から楽しみです。
毒蛇も撮りたいです。百歩蛇とか。本格的にプロテクター作らにゃぁ。あ、ていうかパスポートも作んなきゃ...



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では来年もよろしくおねがいします(`・ω・´)ゞ


新年は写真でも羅列しようかしら。
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2010.12.30     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   スギタニモンキリガ

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ヤガ科ヨトウガ亜科スギタニモンキリガ Sugitania lepida

2010/12 神奈川県 Olympus E-620

この時期に楽しい生き物としてキリガも挙げられる。
キリガは林床にたまった落ち葉に似た色合いをしている種が多く、どれも見ていて和む、というか目に優しい気がする。
また、どんなに綺麗でも一度眼を離すと分からなくなってしまう事もしばしば。



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これじゃ丸わかりだろ!と言いたくなるかもしれませんが、案外分からなくなってしまうものなのです。
結局僕は途中で見失ってしまいました苦笑

ちょっと関係ないですが、海で泳ぐのも好きなので見れば見る程フィンに似てる笑

2010.12.29     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   チャバネフユエダシャク

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シャクガ科エダシャク亜科チャバネフユエダシャク Erannis golda

2010/12 神奈川県 Olympus E-620

先日はナミスジフユナミシャクでしたが、今回はチャバネフユナミシャクという所謂ホルスタインの柄をしたフユシャク。気温が低かった上に雨にまでやられて帰ろうかとなり近道を行こうとしたのが功を奏して相方が発見。
高標高で産するオオチャバネとは違って食草がかなり広い。

まあそれにしても蛾に見えない笑
なんだこの白黒の牛は...
そんでもってでかい。この前のはめっちゃ小さかったけどチャバネやオオチャバネの雌は10mmm強~20mm弱あるからやたら目立つ。
これが捕食者にどういう視覚効果を与えているのか小一時間考えてみたけれどあまり思いつかなかった。
撮影中、下に落ちてもすぐ分かるから有難いけど。。

それと前回と違う事がもう一つ。
こいつ止まらない笑
ひたすら歩いて歩いて歩いて...SS上げて流し撮りしたけど全部ボツってしまった。
でも出来ない速度じゃないからまた挑戦してみようと思う。

にしてもこの性的二型は凄いよなぁ。蜘蛛でも大きさや模様の差異はあれどここまで極端に違うのもそうそういない気がする。

2010.12.25     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   a green cradle

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Rhodinia fugax fugax

2010/12 東京都 Olympus E-620

2010.12.24     カテゴリ:  両生綱 Amphibia 

   ヒダサンショウウオ

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ということで冬の修行に行って参りました。気温自体は高いものの、山へ入れば冷たい空気が身を包み、落ち葉は凍っていて気分はもうヒダサンショウウオ。
こんだけ寒けりゃもう沢に降りてんだろうと去年の大惨事を思い出しながら登り始めます。

が、しかし。今年は別な意味で大惨事でした。
もともと幅のなかった登山道が崩れてほぼ斜面になっており、倒木もかなり増えており困難そうな道がいくつもできてりました。
正直僕と相方だけだったからまだ良かったものの、サークル全体となると僕が企画者だとしたら確実に中止にするであろう状態です。

まあとりあえずここまで来たんだしとにかく探すかと探し続けること1時間。
崖下の淀みに平たい石が重なっているところを見つけました。
でもその下には落葉やら土やらが堆積していて、いくら石を慎重にどかしてもぐちゃぐちゃに濁ってしまうのはすぐに察しました。普段タモ網は持ち歩いていないのでこの時もどうしようかと思いましたが根性で頑張ることにしてどかしてみました。

するとやはり堆積物が水中を舞ってしまい全く見えません。
でもこんなのは慣れっこ。波紋を出さずにひたすらじっと眼を凝らします。
すると10cm程のうねる波が水面に現れました。
すかさず手を水中へ伸ばしてキャッチ。

有尾類見れない病はなんとか治っていたようです笑


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サンショウウオ科サンショウウオ属ヒダサンショウウオ Hynobius kimurae

2010/12 東京都 Olympus E-620

斑紋の少ない個体ですがこの厳寒期に沢の中でひっそりと会うのが醍醐味のヒダサンショウウオ。
石を慎重にどかしてうずくまる姿を見つけると今でもドキッとしてしまいます。

撮影後はリリースしてまた来年会う事に。



2010.12.22     カテゴリ:  蜘形鋼 Arachnida 

   ウデムシ

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タンザニアバンデッドウデムシ Damon variegatus

さて、ウデムシです。
この個体はBlack Outの時に知り合いの方から物々交換という事で(僕は6つ切りの写真を)頂きました。

アフリカ中央部の東から南の方まで分布するようですが、そもそも今までしっかりとやられていなかった分、恐らくあの広大な土地でクモなどのようにバルーニングも出来ない訳ですからそれなりに分かれそうです。Lorenzo Prendiniらの研究(2005)で詳しく解析しているのでそちらをどうぞ。今読み進めているのですがそれなりに長いのでまだ半分も読めておりません汗
こういうの書けたらいいんでしょうがだいぶ崖っぷちな状況なのでなんとも辛いです。(と言いつつ息抜きにこういう記事は書くのですが笑)

飼育環境は至って簡素ででかいデリカップに苔を引いて木の板を置いてるだけです。あとは適度に霧吹きをして、腕で捕まえられる程度のサイズのコオロギやレッドローチ等を与えると良いです。暗くしないと捕食しないみたいで捕食シーンは見たことないのですが、いつの間にかぶくぶくと太ってきます。
ちなみにこいつはまだ体長1cmもない幼体。

もっとアシダカ的な動きを想像していたんですが、こやつら瞬間移動を使います笑
幼体だから余計そう見えるのかもしれないのですが。

そして異様に長い第一脚は触肢的な役割を果たすのですが、この動きがまたなんとも言えない不気味さを醸し出している。サソリモドキなんかとは違いだいぶ柔らかいようで柔軟に動かせます。
餌の確認等はもちろんのこと、コミュニケーション器官としても使われているようです( Waygodt 2000a )←これは有料だった。

見ていて実に飽きない生き物です。こんなんがワラワラと犇めいている姿を拝んでみたいものです。


追記:最近たまに写真をでかくしてありますんで、そちらで見たい方は写真をクリックしてみて下さいな♪

2010.12.20     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   ナミスジフユナミシャク

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ナミスジフユナミシャク Operophtera brunnea

2010/12 神奈川県

やっと♀です涙

知り合いの方に探し方やなんかを色々聞いたりして漸く、です。

感想はとりあえずちっっっっっさ!!!です苦笑
思った以上に小さくて今回は念入りにサクラの樹皮表面を舐めまわすように見ていたらやっと、という感じです。
あと歩かせるとそれなりに速いのですが一生懸命すぎて萌えた。

さて本種ですが、かの蛾類大図鑑が刊行されてからオオナミとコナミに分かれ{中島秀雄(1991)に詳細が載っている}たのですが、今年またこの和名に戻されたようで...
論文がまだ見つけられていないので今回はコナミかオオナミかあやふやにしたくてこの和名を使いました(なんて不純な)。まあ個人的にはオオナミかコナミかでいったらオオナミっぽい気がします。
見つかったらまた写真と共に出そうかと。




手乗り

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最近写真相方の方が上手くてなんだか泣けてくる。(文句を言うと小さすぎて手に全くフィットしないのと色合いが嫌いなのとシャッター音が嫌い笑 あとLV使用時のAFが酷い。E-5はLVかなり良いみたいですね。)
早くE-500をば。。。

2010.12.16     カテゴリ:  未分類 

   年輪

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カニグモ科コカニグモ属コカニグモ Coriarachne fulvipes

2010/5 東京都 Olympus E-500

腹部の年輪のような模様が特徴的なコカニグモ。ポプラなど薄く剥がれるような樹皮をした木でも、体が扁平なため容易に潜り込める。
探すとキハダエビグモ他のカニグモ等が見つかる中たまにいるのですが、コカニグモ属というのはなかなか変なグループでして主に北半球の温暖な地域に分布しています。
つまりPalearctic Region(ユーラシア大陸を中心とした地域)や北アメリカ等です。
Worl Spider Catalog によるとシノニムや他属への移動等で何回かの変遷はありますが、種数も分布の割に5種(C .brunneipes , C .depressa , C .fulvipes , C .melancholica , C .nigrostriata)とかなり少なく日本には韓国にも分布している Coriarachne fulvipes 一種のみがいます。
画像を検索してみてもこの属はそんなに形態や模様に差異が見られずなんとも不思議です。

キハダカニグモ属 Bassaniana という良く似た属があり、こちらと混同されているケースがしばしばあったようで、特に北アメリカではOno, 1988で長年Coriarachne属だった種が何種かBassaniana属へ移るなど結構ややこしい模様。
北アメリカに分布するBassaniana versicolorなんかはあっち行ったりこっち行ったりでせわしない。

ちなみに今キハダカニグモを見ると成程確かによく似ている。後で外雌器、触肢の形態を図書館で見てみようと思う。


なんか判然としないですがまた分かったことがあったら追加しようと思います。

2010.12.13     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   ミカドガガンボ

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Ctenacroscelis mikado

2010/6 東京都あきる野市 Olympus E-500

実家ののある岩手で暮らしていた時は風呂場横の外に面した廊下の網戸に数匹たかっていて恐怖の生き物だったガガンボ。見つけ次第蠅叩きで殺していたのが懐かしい。

本種は通い詰めている里山では谷戸に注ぐ沢沿いの林縁でよく見かける日本最大のガガンボで、開翅10cm弱にもなる。羽ばたく音がけたたましく、クワガタだと勘違いして叩き落としたことがあるくらい。
夕暮れ時に飛翔するミカドガガンボは景色と相まって実に雄大な姿で勇ましく見える。

話は変わり、ガガンボの幼虫時代は成虫とは似つかわしいおぞましい形態をしている。特にあの口。Star Nosed Moleみたい。
見た目とは裏腹にその口では水を吸ったり植物の根を食べるのだが害虫として嫌がられるようだ。

また脚が無いため蠕動運動で動くのも不快感を助長させているようだった。田んぼの保護のための黒いビニール袋をちょっとだけ開けるとその白い幼虫がそこかしこで蠢いており、Mさんと写真を撮らずにはしゃいでいた笑

2010.12.06     カテゴリ:  昆虫綱 Insecta 

   カメノコテントウ

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Aiolocaria hexaspilota

2010/12 近所の公園 Olympus E-620

前の記事のフユシャク探しの後、どうしても諦めがつかず夜また探しに近所の公園へ。
ポイントになりそうな箇所をひたすら探すもシロオビフユシャクの♂が二匹見つかるだけで♀が出ない。
♂が見つかって嬉しいことは嬉しいのだがここはやはり♀が見たいところ。
しょぼしょぼとしているとシロオビフユシャクのオスの触角がえらく可愛いことに気付き二人してワーワー言いながら撮影していた。そうこうするうちにあーカメノコ!と叫ぶ声が聞こえたので行ってみると洞の隙間に挟まっていた。幸い下が空いていたので上からピンセットで押して下にぽろっと落とすことが出来た。
久しぶりに見た本種は1cm以上もあるせいか
やはりかなり大きく感じた。

鞘翅目、特にクルミハムシが好きらしくオニグルミ等で見つかることが多いとされるが近所の公園にはないので、ヤナギルリハムシやなんかを食べているのだろう。


プロフィール

ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

こちらにもたまに投稿しております→WEB自然図鑑
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妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
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【最近のお気に入りの生き物】

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ツムガタアゴザトウムシ

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※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~相方のOlympus E-620
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D

・レンズ
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS
EF-S 60mm F2.8 マクロ USM
EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
EF 50mm F1.8 Ⅱ

2灯~5灯くらいで撮影してます。



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