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2017.05.26     カテゴリ:  蜘形鋼 Arachnida 

   クメジマイボブトグモ

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Sinopesa kumensis
2016.12

発見してもかなり速いスピードで土中の窪みや石・倒木下などに潜り込む。
国内では科レベルで本種のみが分布。


本種に限った話ではないですが、洞窟内の環境は改変・ライトアップに加え、石を起こした後に元に戻さないなどの行為により
悪化の一途を辿っているようです。
こうした特殊な環境にのみ生息する生き物は、飼育したいと思ったら必ず短報で記録を残すなどする意思が無い限り採集すべきではなく、観察にとどめておくべきと考えています。
悪化させているのが本人ではなくても既にそういう段階にあるということ。

また、ガレ場で石を起こしたり、倒木を起こしたら、だいたいで良いので必ず元に戻しましょう。
定期的に同じガレ場を起こしていて気付いたのですが、当初たくさん見つかっていた生き物はかなり少なくなっていると実感しています(全く同じ場所を立て続けにひっくり返さないよう場所を少しづつずらしながら行っているとはいえ)。
そのためそうした環境を拠り所とする生き物は行き場をなくす可能性が高いと考えられます。
生息場所が狭ければ尚の事注意せねばなりません。
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2017.05.22     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシ

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Caddo agilis
2017.5 山梨県

体長1mmほどの幼体。
今年は標高を意識して探してみようと思う。

この土日に行われていた
土壌動物学会の第40回大会。
知人とともに発表したポスターは嬉しいことにポスター賞を頂けた。
お会いしたかった先生方や、新しく知り合うことのできた方々などと話すことができ、とても充実した2日間だった。
今後も精力的に撮影に出かけたいが、いつにもまして今年は忙しく、まとまった時間が取れそうにない。
が、効率的には撮影しないであくまでじっくり観察しつつ向き合いたいと思う。

2017.05.11     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   ミズマルトビムシ

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クリックで少し拡大

Sminthurus aquaticus
2016.4 東京都

春になると、ずっと通っているガレ場近くの樹林内の池では、多くのオドリコトビムシで賑わっている。

そのオドリコトビムシを同定したままブログにあげ忘れていたので今更記事をアップ。

触角第4節が分節せず輪状紋があること、跳躍器端節の幅が長さの1/2以上あること (この角度では分かりません) から、本種とした。
14倍(今のシステムの最大倍率)くらいあると写真だけでも簡易的な同定ができそう。
この個体については採集して顕微鏡で確認。

左の♀が0.8mm、右の雄で0.5mmほどです。

水面に物凄く小さな生き物がいたら是非ルーペなどで見てみてください。

2017.05.04     カテゴリ:  エダヒゲムシ綱 Pauropoda 

   後ろ姿

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テマリエダヒゲムシ科の1種
2017.5 

関東の山奥でこれを見つけることになろうとは想像もしていなかった。
めちゃくちゃ憧れていたグループだったので、ほんとに自分の眼を疑った。
石を起こした瞬間にその姿が飛び込んできて、ヨロイか、と思ったのもつかの間、
ルーペで詳しく見て心臓が不整脈を起こしてしまった。


追記:横浜国立大学で開かれる日本土壌動物学会第40回記念大会にポスター発表で参加します。番号がトップバッターでした(゚д゚)
第40回大会プログラム

RMSレンズ使いの知人と二人での発表です。

2017.05.03     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   超拡大で虫と植物と鉱物を撮る

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ケアシザトウムシ Crosbycus dasycnemus
2017.3 東京都

少しの間トップに置いておきます。

本について、昨日記事を更新したばかりなのに今日発表されました。

『超拡大で虫と植物と鉱物を撮る: 超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック 』にて、少しだけ記事を書いています。
そうそうたるメンバーが記事を書かれており、盛りだくさんな1冊です。
高倍率撮影に関してこれだけまとまっている本はそうそう無いのではと思います。

予約が始まっているようです。→発売されました。
文一総合出版




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●書名 

自然写真の教科書①
「超拡大で虫と植物と鉱物を撮る」
~超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック~

●監修 日本自然科学写真協会

●著者 SSP会員有志15名による共著

・本表紙・奥付は、アイウエオ順
・会長・副会長・会員番号順(主にSSP内)

海野和男 伊知地国夫 湊 和雄 小檜山賢二 尾園 暁 奥山清市 石黒久美 高嶋清明
田中陵二 工藤誠也 小松 貴 新井文彦 吉田 譲 坂本昇久 (協力:西山英幸)

●版元 文一総合出版
●判形&装丁 B5判 128ページ オール4色 
●価格 2,400円+税(2,592円)
●発売予定 2017年5月上旬

自然科学写真でもっとも注目を浴びている深度合成をはじめとした、
超拡大撮影のテクニックを紹介する撮影ガイドです。拡大撮影の基本である、
マクロレンズ、三脚、ストロボの使い方から始めて、望遠レンズ、顕微鏡レンズ、
広角レンズのリバース接続、接写リング、ベローズなどの特殊なレンズの使用方法を
最高の作例とともに掲載します。
また、深度合成撮影については、その基本からソフトウェアを使用した高度な
合成のテクニックまでを詳細に解説します。
自動的にフォーカスを変えながら複数枚の写真を撮り、
カメラ内で合成までしてしまう、最新のカメラの機能と使い方も紹介。

 
●内容
・超拡大ギャラリー

・第一部 拡大撮影編 
拡大撮影の基礎知識 
被写体サイズに合わせた機材 
三脚・複写台 
光を操る 自然光とストロボ 
・第二部 深度合成編 
深度合成の基礎知識
深度合成 素材撮影テクニック
深度合成ソフト使用による合成テクニック
カメラの深度合成機能を使う
達人のスペシャルテクニック
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【関連イベント】

①「日本自然科学写真協会が、科学写真と花の接写テクニックを伝授」
http://capacamera.net/news/2017/04/17040401.html

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写真は富士山遠征からの帰りにいつものフィールドに寄って、そのまま朝まで生き物探ししていた時に見つけたケアシザトウムシ。
ここではもはや普通に見つけられる種になりつつあります。この個体は体長0.9mmほどと少しだけ小さな個体。

帰るころにはフラフラになっていて、体力の衰えを感じずにはいられませんでした苦笑


プロフィール

ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

僕が関わった本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

こちらにもたまに投稿しております→WEB自然図鑑
名前はここと変わらずジークでやっておりますので宜しくお願いします。

Copy right (C) 2009-2016 ジーク(Jiku). All rights reserved.

連絡先はこちら↓
Email adress:kuroishibaken22@gmail.com


妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

【最近のお気に入りの生き物】

ケアシザトウムシ

キタカミメクラツチカニムシ

ツムガタアゴザトウムシ

サスマタアゴザトウムシ

ウエノコンボウマルトビムシ

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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