2014.12.27     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   水面上のワルツ

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オドリコトビムシ属の一種  Sminthurides sp.
2014.12 東京都

大掃除やら明日からの岩手の準備やらをするはずが、なぜか今日もあきる野市に行ってしまいました。
先日撮影したオドリコトビムシ科の繁殖行動をどうしても池の水面上で撮影したくて誰も来ない池の縁で一人ずっと寝そべっていました。

でも人知れずこんな真冬に水の上で舞踏会が開かれているなんてなんと素敵なのでしょう。今日ここでこの場面を独り占めできてすごく幸せでした。


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雌の触角第4節が分節しないことよりオドリコトビムシ科のオドリコトビムシ属というところまでは絞れたのですが、そこから先はひだのある薄片状の跳躍器端節を精査しないと種までは落とせないようなので、来月会社に行ったら顕微鏡で見てみようかと。


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相変わらず個体数は多いものの、カメラを近づけた瞬間に一斉に跳んでいくので撮影がかなり困難なうえ、今回は雄が0.4mm以下、雌が0.6mmとだいぶ小さく、何もピントを合わせるところが無い水面上ではピント合わせが至難の業です。これはもう根性でどうにかするしかありませんでした笑
ただ、このように繁殖行動をとっている個体はオドリコトビムシの触角を絡ませるという特性上、いくら雌が頑張ってひだのある薄片状の跳躍器端節を持っているとしても水面上で跳ぶことはできないようでした。何度も跳躍器をパタン!とさせるのですが、スルっと動いて終わり、みたいな。

結局更新してしまった笑


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