2015.05.06     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   ハベマルトビムシ

IMG_1423_n.jpg

ハベマルトビムシ Arrhopalites habei
2015.5 岩手県

今まで散々探しても見つからなかったヒトツメマルトビムシ属をようやく見つけることができました。
小眼がないか少なく、色素も乏しいので、洞穴性か地中性と考えられている、とのこと(日本産土壌動物第二版より)。

本種も第二版には洞窟もしくは落葉層から得られると記述があり、地中深くまで埋まっていた巨大な岩を起こして見つけた。


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触角第4節が7分節し、眼の近くに1対のトゲ状毛があり、触角第3節の中央部が肥厚しない。

本種と似ているヤマトヒトツメマルトビムシは、触角第4節が5-8分節し、眼の近くに2-3対のトゲ状毛があり、触角第3節の中央部が肥厚するとある。


IMG_1427_n.jpg

動きが他のマルトビムシと比べてかなり緩慢で、今になって動画を撮っておけばよかったと後悔しています。
まあその時は撮影と採集で手いっぱいでしたので次回以降に。

なんとも美しい種でした。

日本にはヒトヅメマルトビムシ科の中でArrhopalites の1属のみが分布していますが、海外にも分布しているグループで触角が非常に長く発達した種もいるようです。
海外のヒトツメマルトビムシ科
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