2016.03.09     カテゴリ:  ダニ目 Acari 

   ウデナガダニの捕食

IMG_8930_r.jpg

ウデナガダニ属の一種 Podocinum sp.
2016.3 東京都

今年に入ってから急に見つけられるようになった体長0.5mm程の
ウデナガダニ
以前の記事で書いた、微小な顆粒により形成される背板表面の網目模様が分かりやすいように撮影してみました。

肉食ということで、どういうハンティングをするのか気になるところでしたが、捕食している様子は垣間見ることが出来ました。
発見して下さったあまのじゃくとへそまがりさん、ありがとうございます。
獲物はリター層より下の土中や石下などでよく見つかるヒトツメマルトビムシ属の一種です。


IMG_9127_n.jpg


胴体が膨れているのが分かります。

左右の第一脚を同時に左右に動かしながら歩くので、これがセンサーとなり獲物を捜し歩ているのかなと想像しています。
この時はトウヨウヨロイダニ属の一種が石の裏で何かの幼虫(細長い)を獲ろうと第一脚を使って引っ張っているのを見かけましたが(結局糸?か何かで体を固定していたらしく、失敗に終わって諦めてました)、ウデナガダニの第一脚はそういうことは出来そうにないように見えるので、余計気になります。

図鑑には個体数は多くないとありますが、いつも通っている里地では結構多くて割と簡単に見ることが出来ます。
先日一緒に土壌生物を探したお二方(土壌生物を探すのは初めて)も、次々と見つけてくるのには驚きました…


IMG_5287.jpg
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爪と比較するとこんな感じに見えます。赤丸の中の黄色っぽい点です。
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