2016.07.19     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesイトクチザトウムシ科 Nemastomatidae 

   カブトザトウムシ

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Cladolasma parvulum
2016.7 徳島県

ちょっと徳島まで行っていました。
四国のブナ帯にのみ生息するザトウムシで、愛媛県RDBに書いてある内容通り、笹やカンスゲ類が生育する斜面林の陽の当たる少し乾燥気味の場所で多数確認できました。
ただなかなか同じ環境では幼体が見つからず(幼体は周年記録があるようです)、何処にいるのかと思っていましたがやはり少しウェットな倒木下で見つかりました。

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最大の特徴である、頭胸部前方に伸びる奇怪な構造の突起やや、体表面の網目模様のような構造は成長と共に発達していくようです。
こんな格好良いザトウムシがいるのに今まで生体写真が愛媛県RDB以外に無かったのが信じられない…

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1番の目標だった幻の生き物はついぞ見つけられずに終わってしまったのでまたリベンジに行かねば…

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ちなみに現地ではシカが結構増えているらしく、シカ対策のネットなど張られていましたがいろいろとやられるのは時間の問題な気がするレベルで見かけました。登山道でも足跡を多数確認し、人が誰もこないような林内でザトウムシやカニムシを探していても糞がそこかしこにありました。本種の生育に重要とされているササ原やカンスゲ類も結構危ないのかも…
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2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
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