2010.12.16     カテゴリ:  未分類 

   年輪

P1014905.jpg

カニグモ科コカニグモ属コカニグモ Coriarachne fulvipes

2010/5 東京都 Olympus E-500

腹部の年輪のような模様が特徴的なコカニグモ。ポプラなど薄く剥がれるような樹皮をした木でも、体が扁平なため容易に潜り込める。
探すとキハダエビグモ他のカニグモ等が見つかる中たまにいるのですが、コカニグモ属というのはなかなか変なグループでして主に北半球の温暖な地域に分布しています。
つまりPalearctic Region(ユーラシア大陸を中心とした地域)や北アメリカ等です。
Worl Spider Catalog によるとシノニムや他属への移動等で何回かの変遷はありますが、種数も分布の割に5種(C .brunneipes , C .depressa , C .fulvipes , C .melancholica , C .nigrostriata)とかなり少なく日本には韓国にも分布している Coriarachne fulvipes 一種のみがいます。
画像を検索してみてもこの属はそんなに形態や模様に差異が見られずなんとも不思議です。

キハダカニグモ属 Bassaniana という良く似た属があり、こちらと混同されているケースがしばしばあったようで、特に北アメリカではOno, 1988で長年Coriarachne属だった種が何種かBassaniana属へ移るなど結構ややこしい模様。
北アメリカに分布するBassaniana versicolorなんかはあっち行ったりこっち行ったりでせわしない。

ちなみに今キハダカニグモを見ると成程確かによく似ている。後で外雌器、触肢の形態を図書館で見てみようと思う。


なんか判然としないですがまた分かったことがあったら追加しようと思います。
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