2010.12.24     カテゴリ:  両生綱 Amphibia 

   ヒダサンショウウオ

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ということで冬の修行に行って参りました。気温自体は高いものの、山へ入れば冷たい空気が身を包み、落ち葉は凍っていて気分はもうヒダサンショウウオ。
こんだけ寒けりゃもう沢に降りてんだろうと去年の大惨事を思い出しながら登り始めます。

が、しかし。今年は別な意味で大惨事でした。
もともと幅のなかった登山道が崩れてほぼ斜面になっており、倒木もかなり増えており困難そうな道がいくつもできてりました。
正直僕と相方だけだったからまだ良かったものの、サークル全体となると僕が企画者だとしたら確実に中止にするであろう状態です。

まあとりあえずここまで来たんだしとにかく探すかと探し続けること1時間。
崖下の淀みに平たい石が重なっているところを見つけました。
でもその下には落葉やら土やらが堆積していて、いくら石を慎重にどかしてもぐちゃぐちゃに濁ってしまうのはすぐに察しました。普段タモ網は持ち歩いていないのでこの時もどうしようかと思いましたが根性で頑張ることにしてどかしてみました。

するとやはり堆積物が水中を舞ってしまい全く見えません。
でもこんなのは慣れっこ。波紋を出さずにひたすらじっと眼を凝らします。
すると10cm程のうねる波が水面に現れました。
すかさず手を水中へ伸ばしてキャッチ。

有尾類見れない病はなんとか治っていたようです笑


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サンショウウオ科サンショウウオ属ヒダサンショウウオ Hynobius kimurae

2010/12 東京都 Olympus E-620

斑紋の少ない個体ですがこの厳寒期に沢の中でひっそりと会うのが醍醐味のヒダサンショウウオ。
石を慎重にどかしてうずくまる姿を見つけると今でもドキッとしてしまいます。

撮影後はリリースしてまた来年会う事に。



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※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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