2011.02.03     カテゴリ:  未分類 

   アズマキシダグモとシノビグモ

しばらく卒研で放置しておりました。
本論が残ってますがいろいろと修正を加えねばならないので結構辛い感じです(-ω-;


さて、もうだいぶ暖かくなってきてパーカーも二枚くらいでちょうどよい季節ですね。
もう今時期気の早いやつはスジブトハシリグモとかスジボソとかが水面にゆらゆらしていることでしょう。

妄想だけ膨らましてしばらくはフィールド行かず我慢ですが今日はキシダグモ繋がりでアズマキシダでも。

斑紋パターンが多く、昔はP. clarivittata, P. flavistriata, P. strandi そして今ある種のP. lamaの4種に分けられていました。今は前三種がsynとなっています。


P1012572gt.jpg

まずはキスジ型。この個体はリンク先の月光森宮さんと東京の方に行った時に出会った。あまりの赤さにちょっと涎を垂らしつつ撮影しようとすると実は交尾前の個体だったことに気づき悪い事したなぁと思っていたらもう一匹の方もめっちゃ赤い。この頃はマクロレンズを持っていなかったので激しく悔しい。フラッシュ炊いたら影できてしまうのですもの。



P1013414.jpg

これは基本型。山梨で出会った個体で基本型にしてはこれも赤みがかった良い色合いだと思う。



_C280038we.jpg

これはまさに基本型。幼体越冬ですので去年の年末の撮影時はかなりちっこかったです。


kokokokko.jpg

でこちらは恐らく基本型で、卵嚢を口にくわえた個体。キシダグモ科全般の特徴です。


そんでキシダグモ科で思い出したのでもう一個記事を。

ちょっと変わった蜘蛛がいて名をシノビグモと言い、呼んで字のごとく忍蜘蛛と書きます。これは三重県で初めて記載されたため伊賀地方の忍者にちなんで名づけられたそうです。学名もSinobiusとなかなかいい(Hynobiusみたい笑)。更には科がサシアシグモ科と完全に忍者ですね。この科の種で海外ではそれなりに大きい種もいるのですが属で見たらどうなんだろうなぁ。

ちなみにしょぼい画像↓


P1013880.jpg

Shinobius orientalis ♂

P1013881.jpg



本種は産地の渓流の岩や石とか枝の下、両岸のシダ植物とかそういったところにいて網でガサガサやると採れるのですが、めくる作業で見つけようと思うとなかなか大変で、小さいし動くのそれなりに速いしカイゾクコモリグモ属(水辺に生息するコモリグモの仲間です)みたいに透明感あるから見失いやすいんです。
おまけに数自体そんな見ない。

ちなみになんでキシダグモで思い出したかというと、本種はコモリグモ科とキシダグモ科の両方の特徴をもつ種だから。卵嚢は糸疣に付けてコモリグモみたいなんですが、形態はキシダグモに近いし眼列なんかかなりキシダグモっぽい。また幼体時にはキシダグモと同様の網を張るとか。

キシダグモとコモリグモの仲間両方の特徴を併せ持つ素敵な蜘蛛ですね~。
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