2011.04.03     カテゴリ:  未分類 

   木登戸立蜘蛛

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トタテグモ科キノボリトタテグモ属キノボリトタテグモ Ummidia fragaria

2011/4 Olympus E-620

まだ土に作る巣を載せてなかったと思うので成体と一緒に撮影。木に作ったものはこちらで→
巣の写真

ここは神社の石垣の隙間にある土にもよく巣を作ってあり、探すとちらほら出てくる。
ちょうどイラガの繭みたいな、あれを一回り二回り小さくしたサイズの巣で形もよく似ている。
基本的に巣の深さは浅く、深いもので3cmくらいのしか見たことがありません。
もともと樹表面に作る種ですから土で作っても同じなのでしょうね。

さて探し方ですが、キシノウエやカネコトタテグモは土中に何もない(とは言っても根っことかはありますが)ところで作るのに対し、本種はどこか安定した場所、例えば石垣であれば石の上、木であれば樹表面に沿って巣を作ります。なので本種がいることが分かっている状態であれば、巣を見つけるのは案外簡単なのです。
慣れてしまえばここにもあそこにもといった具合で見つかることもあります。

トタテグモはバルーニングしないグループなので巣穴から出てきた幼体はその周りで巣を作ってしまうからです。
ただキシノウエなんかで見られるような極端な例は見たことがないので、巣穴から分散した後はある程度移動するのかもしれません。

見つかったらそこでは他にも多数の場所で見つかるでしょうから樹表面に顔を近づけて入念に探してみましょう。
基本的にはトタテグモは10年弱ほどは生きる蜘蛛ですからしばらくはそこで楽しめますw

ちなみにキムラグモなんかは気配を察知すると光の速さで巣穴の奥の方へ逃げてしまうのですが、トタテグモの場合はピンセットなんかで開けようとすると、脚先の爪で蓋を引っ張ってそこそこの力で抵抗してきます。
キノボリは体長こそ1㎝前後ですが思いのほか強いですので是非体感してみてください。

蓋を閉めるのを諦めると奥に逃げ込んでしまいますが、巣穴が浅いんでライトで照らすととてもプリチーなお尻が見えます。それを突っつくと正面を向いてピンセットに攻撃してきます。この時気が荒い個体だとキシノウエトタテグモなんかはピンセットと蜘蛛の上顎の擦れる音でジャリジャリ音がします笑

それで更に突っついていくともう観念して慌てて出てきてコロコロッと下に転がって行くので樹表面とかだったら下に受け皿を用意した方が良いですね。

写真は出てきた後も転がらずにそのまま威嚇してきたキノボリトタテグモ。




そういえば、ここまでしばらく花粉症からは逃れてきたのですが、遂にこのフィールドで発症してしまいました。途中まではマスクとティッシュ作戦で全然大丈夫だったんですが、帰りの夜遅い時に油断してマスクを外してしまったのがダメでした。そんなことは重々承知だったんですがね... マスク眼鏡が曇るから嫌なんですよ。
ファインダー覗きにくいし。
もう両鼻詰まって唾飲み込むと圧力で鼻がぐじゅっとなって激しく不快です。
家に帰ればホコリがあるし。
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Author:ジーク
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2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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