2011.08.08     カテゴリ:  未分類 

   ササキハシリグモのその後

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さて、そろそろ卵嚢の孵化が間近な様子のササキハシリグモですが、ちょっと経過観察として報告をしてみたいと思います。前々回の記事前回の記事

卵嚢に対する行動について

・ハシリグモの仲間は一般に口器に卵嚢を咥えて普段持ち歩いているのですが、その持ち方について。
まず体を卵嚢の上に覆いかぶさるようにセットした後、体を高く上げて糸疣と卵嚢を糸で固定し、その後第一・二脚と触肢で調整しながら上愕で咥えた。

・時折、両方の触肢と脚を2~3脚ほど使って(どの脚かはその時の体勢によって変わる)卵嚢を回転させる。

・8月6日、卵嚢を回転させながら上顎の牙を用いてちょうど一周するように穴を開けていった。これはアズマキシダグモで出嚢の際に卵嚢を噛みちぎったという報告があるが、それの前準備のためかもしれない。(この行動は8月6~7日に2回だけ目撃した後、全く見られなくなった。)

・また、穴を開けるときは触肢で逐一場所を確認しながら微調整し、その間隔は2~3mm毎に一か所という具合だが基本的にばらつきがある。

・毛繕いする時は卵嚢を第一脚の下に置いて守りながら行っていたが、特に水を飲んだ後や食事中・後はだいたい脇に置いていた。それ以外の時は卵嚢を咥えながらでも毛繕いする。

以上8月6日までのの観察でした。

さて出嚢してからは大忙しだからなぁ。準備しとかにゃ。

ササキハシリグモ Dolomedes zatsun

2011/8 Olympus E-510


尚、卵嚢の色については屋内飼育と言う事で土などが付着することがないためにここまで綺麗なのか、もともとそんなに茶色くならないのかは分かりかねるところです。

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おぉ、いよいよですか!
楽しみにしていますよ。
マッドさん

今日孵化してましたぜ!!
ヒメグモの超小さな2齢幼体を大量に確保しましたw




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