2012.05.02     カテゴリ:  未分類 

   オキナワナガイボグモ

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オキナワナガイボグモ Hersilia okinawaensis

夜間にとある沢を登っている最中、ライトに照らされた蜘蛛の影を見てみれば憧れていたオキナワナガイボグモ。
近くに来た獲物を非常に長い出糸突起を相手に向け、粘性のある糸をかけて捕えるという。

2009年に石垣、西表に行った時はヤエヤマナガイボグモを見れたのだけど小さくてまともに写真が撮れなかったのでここぞとばかりに撮影していると、思いのほかこの沢では数は少なくないらしくあちこちで姿を見かけた。
中には卵嚢を保護している個体も数個体おり、卵嚢数はだいたい2~3個だった。
池田さんの生理生態辞典には谷川さんの報告で卵嚢の上で保護すると書いてあったが、この夜見かけた個体は全て下で保護していた。サンプル数が少ないので断言はできないが沖縄では下で保護するのが普通なのだろうか。


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この個体は樹表面の地衣類と被る緑色をした美しい腹部で上の個体の様な色彩と同程度で見られた。
もっと早く気づいていたら獲物を狩るシーンを見れたのかと思うとちょっと悔しい。。

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ナガイボグモ科は 亜熱帯~熱帯の南半球に多いグループ で本属は東南アジアに多く産するグループで他にもHersiliolaは中近東辺り、Tamopsisはオーストラリア、Tyrotamaはアフリカ南部などと分かれている。日本が1属2種なのに対し、オーストラリアで2属55種もいるらしい。やはりオーストラリアは熱い・・・

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また面白いクモ撮ってますねぇ!
やはり南国は素敵だ。
でもオーストラリアが熱いのはすごくわかります!
僕はこの前、系統地理の論文で発見したアゴダチグモ類を生で見てみたい!
狩りとかどうやってるのか、ちゃんと見てみたいです!
TOMBOさま

ナガイボグモは良いですよナガイボグモ!第3脚が異常に短いのもポイントです。

アゴダチグモはマダガスカルのEriaucheniusがなんかもう行きつくとこまで行きついちゃった感じがして好きです。
狩りは主を獲物のような振動を与えておびき寄せるタイプですが如何せん小さいからまずはルッキングで見つけるとこから難しそうですね。
とはいえ僕もなんとかして生で見てみたいっす!




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2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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