2013.05.08     カテゴリ:  未分類 

   ニセタテヅメザトウムシ科の一種

P5042876.jpg

Paranonychidae gen. sp.

アカザトウムシ亜目のニセタテヅメザトウムシ科の一種。
日本には5属8種が知られ、未知種もいるらしい。
また北米にも隔離分布している科で、日本と併せて7属14種が記録されているとのこと。

この科は体長が1~2mm前後とかなり小型だが、触肢腿節が太短いことで他のアカザトウムシのグループとはすぐ区別できる。
(正確には第3・4脚末端の爪の形を見なければならない)

またタテヅメザトウムシ科というのもいて、形は似ているが京都府以西に分布し1属1種のヒメタテヅメザトウムシという種がおり、これは愛媛県のRDBに写真が掲載されている。
また雄の触肢附節の形状でヒメタテヅメザトウムシとアワタテヅメザトウムシの2亜種に分かれるそうだ。

撮影している人は多いかもしれないが本科の写真がネット上に掲載されるのは恐らくこれが初かなぁと思う。



P5042888.jpg

日本産土壌動物検索図説にはブナ帯以上の山地の森林や草原の落葉落枝中に普通とあり、今回はRoccoが見つけた個体(また先に見つけられるという悲劇)と私が見つけた個体の2個体を石の下より得られた。
環境は前の記事のマメザトウムシと同じ場所。



P5042882.jpg

これまたなんとも可愛らしいザトウムシで遠路遥々標高を上げた甲斐があった。
極寒の車中泊に耐えたご褒美だと思う苦笑
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これまた可愛いザトウムシですね!
柔らかいオレンジ色が何とも言えませぬ。

そして…Roccoさんが先に見つけるというのは、もはや定番化してるみたいですね笑
TOMBO様

これよりもう少し小さいやつでコアカザトウムシというのがいますが、これはオレンジと黒っぽい色が合わさってバランスの良い可愛い感じの色合いになってますね!黒が入ることで少し引き締まって見えます。

目的のものを先に見つけられてしまうと言うのはもはやネタ化してますね。。
曇りなき眼で探さねば・・・




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2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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