2013.05.17     カテゴリ: ザトウムシ目 Opilionesマメザトウムシ科 Caddidae 

   マメザトウムシ

P5053171.jpg

Caddo agilis

群馬県某所

前回採集場所を書き忘れておりました。

さてマメザトウムシですが、すぐに数名から低標高でも見つけたとお知らせを受けた次第です。
やはり今まで探したりする人があまりおらず、視界に入っても見過ごしていただけで案外近くに普通にいたりするのだろうなぁ。
図鑑にも普通種とあり、こんなの見たことないよ・・・と思っておりましたが探す時期もかなり重要なようです。

鶴崎(2003)によると北海道の札幌内外で調査をした結果、マメザトウムシは5月の中旬頃に幼体が出始めて6月下旬にピークを迎えると同時にそのくらいから成体が出始め、7月下旬にピークを迎えた後は8月の中旬頃にはかなりの数が姿を消すようです。それ以外の時期は卵の状態でつまりは今シーズン逃すと冬場は楽しめないということですね。。
関東の低地では6月の中旬くらいから成体が姿を現すのかなぁと淡い期待を胸に抱いております。
先日見せてみらったマメザトウの写真では上の写真の様な姿ではなくやや大きめで脚も褐色に色づいておりました。

また成体になるとそのほとんどが樹幹で見つかるようになり、林床では活動しなくなるようです。
これはあくまで北海道での調査で、そのままこちらに当てはまるかは分かりませんが、極力いろんな方法で探してみたいと思います。

ちなみに、マメザトウムシは雄がほとんどいない事も知られており、雌の産卵管の受精嚢は退化的で雄が現れたとしても受精は不可能であろうという記述がありました(鈴木, 1997)。

調べると結構面白いマメザトウムシ。次はこの種の生態(特に捕食シーン)と、ヒメマメザトウムシを見つけてみたい。

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