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2018.03.28     カテゴリ:  哺乳綱 Mammalia 

   カグラコウモリ

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Hipposideros turpis

八重山諸島に分布する鼻葉が特徴的なカグラコウモリ科の1種。
個体差はありますが、関東でよく見かけるキクガシラコウモリより1回り大きいくらいのサイズで、密集することはなく間をあけてぶら下がっていました。

ザトウムシなどの撮影のため洞窟に入りましたが、コウモリはまだ冬眠明けと思われるため、数枚だけ撮影して通り過ぎました。

2018.03.28     カテゴリ:  サソリ目 Scorpiones 

   マダラサソリ

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Isometrus europaeus

年度末の忙しさから逃げるように八重山に行っていました。
風邪引いたり事前準備があまりできず、不安を抱いてのスタートでしたが、なんとか目的の生き物はだいたい揃ったので一安心です。

マダラサソリはネットなどで得た探し方であちこち周ってはみたものの全く見つからず。
帰る直前に急遽知人に場所や探し方を聞いたらすぐに見つかりました。
なかなか南西諸島は一筋縄ではいかないですね。。

国内いるサソリのうちもう1種のヤエヤマサソリは別な生き物を探していたら副産物的に得られましたが、その後あちこちにいることが分かり、やはりどんな生き物でも初めの1個体を見つけるのが肝心だと改めて実感。

また、今回の遠征では西表島の面白さに気付きました。等脚類がかなり豊富なのと、石や倒木などをやったときの土壌動物全般の種数・個体数の多さが別格でした。石垣島はシフティングすればいろいろでますが、交通の便やアクセスのし易さからか上記の探し方ではすでに何人もの人がやった跡ばかり目立ち、案の定かなり少ない状態になっていました。
春休みというタイミングもあって競争相手が多かったようですが、あの環境だと他にもいろいろ見つかりそうで次回行くのが楽しみです。

2018.01.22     カテゴリ: カニムシ目 Pseudoscorpionidaコケカニムシ科 Neobisiidae 

   オオコケカニムシ

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Parobisium magnum
2017.12 和歌山

照葉樹林帯に生息する国内最大クラスの種で、この個体で7mm超もあります。
初めて見る人はかなり驚くかと思います。

コケカニムシ科のカギカニムシとは違って枝状に伸びる紡績腺はなく、瘤状になっています。
触肢腿節が長いですが、ブナ帯~亜高山帯にはアナガミコケカニムシというもう少し触肢腿節が細長い種がいます。

70DにKenko36mmチューブとLaowa60mmを付けて撮影。いろいろと噛み合ったときはほんとに気持ちの良いレンズです。
特に単体で使用した際にはかなりえぐい解像度に驚愕します。弱点もいくつかありますが、そこは使い方を工夫すればなんとでもなるのであと1本予備で欲しいくらいです。


2018.01.05     カテゴリ:  日々 ordinary days 

   明けましておめでとうございます。

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2017.12 和歌山県

昨年は精力的に撮影していた土壌動物について、いろんな方からお声がけいただき今までの撮影が実を結び始めた年となりました。
ただでさえ少ない給料を全て遠征や機材に注ぎ込み、妻にはものすごい苦労を掛けました…
今年も引き続きこの道を突き進んでいきたいと思います。

とりあえず今年は来月行われるトウキョウサンショウウオシンポジウムでスライド発表を行います。
プログラム等はこちら→
第5回シンポプログラム
餌動物として見たときの土壌動物を中心に写真をスライドで発表する予定です。
元々両爬屋だったこともあり、サンショウウオの立場?になって構成を考えています。
お時間のある方はぜひ。

写真は今まで探しててなかなか見つからなかった生き物の巣。
分かる人はすぐに分かるかと思いますが、初めは土の塊なだけだと思っていました。

まったり更新になってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

2017.12.25     カテゴリ: カニムシ目 Pseudoscorpionidaツノカニムシ科 Syarinidae 

   アカツノカニムシ

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Pararoncus japonicus
2017.12 都内

来年講演を行うことになり、その資料集めで撮影に。
大方は手持ちのストックで行けるのですが、一部今まで全然撮影してなかったグループがあり、しかも突然分かるはずもなく…
ちまちまと勉強を始めています。

写真はその時に撮影したアカツノカニムシ。寒い時期にだけ姿を現します。
自分のフィールドでは成体こそ冬から春前くらいまでが出現時期ですが、幼体を含めると9月くらいから5月くらいまで見かけます。
ただし探す場所はちゃんと選びます。

ライティング、ツヤツヤ系のカニムシなどを撮るとやはりもう少しマイルドな光になるようにしたいと思う。
ただ、ディフューザーを強くしすぎてもまた別な支障が出るのでトータルバランスで選ぶか質感特化で選ぶか悩ましいところ。

2017.12.22     カテゴリ:  軟甲綱 Malacostraca 

   トウキョウコシビロダンゴムシ

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Spherillo obscurus
2017.12

ある方を通してお知り合いになった方に案内して頂き撮影した個体。
(その節は大変お世話になりました)

いつも通っている里地にはコシビロは
セグロコシビロダンゴムシのみが生息しており、こちらはまだ見たことがありませんでした。

Karasawa et al. (2014)でトウキョウコシビロダンゴムシ・セグロコシビロダンゴムシのパーツごとの形質などを詳細に確認でき、トウキョウ・セグロについてはこれを元に同定が行えますが、雄の形質を見なければならないので注意が必要です。このような論文を待ち望んでいた方も多いのではと思います。
Spherillo sp. (シッコク)についても少し触れられています。

最近はあちこち行った際にダンゴムシを探すのがとても楽しみで、その可愛さ、格好良さはもとより落ち葉をガサガサしてオカダンゴムシ以外のダンゴムシの姿が見えた時になんともいえない嬉しさが込み上げてきます。


話が変わりますが、ストロボに取り付けるディフューザーを少し改良してトリミングなしの、被写体とかなり近い状態で撮影するときのテカリをだいぶ抑えられるようになりました。カニムシやササラダニなどはまだまだ対応しきれないのですが、こうして改善されていくとまた一昔前に撮影してきた生き物を全て撮り直したい衝動に駆られて無限ループにはまっている気がします。
買い物をしていてもディフューザーに使えそうな素材があるとつい目移りしてしまうほど。
自分に合ったライティング方法を模索するのは悩ましくもありますがとてもワクワクします。

KX-800は3代目を購入。1代目はフル発光しかできなくなって放置しており、2代目は補助光が点滅or付かない状態に。
沖縄では惜しいシーンを撮り逃してしまって悲しい思いをしたので、年末年始の遠征に備えて購入してしまいました。
今度の遠征は同じく土壌動物を撮影しているいろんな意味での超人と1週間出掛けてきます。

2017.12.09     カテゴリ:  トビムシ目 Collembola 

   ヤッコソウとアヤトビムシ

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ヤッコソウ Mitrastemon yamamotoi
2017.11 沖縄本島

晩秋に見られる植物で、光合成をせずイタジイなどの根に寄生し栄養を吸い取ることで知られています。
予備知識として蜜を求めて動物が来ることをどこかで読んでいたのでなんとなく探してみると…

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中で動く触角と特徴的な毛が。

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アヤトビムシ科のトビムシが入っていました。どうも体は動かさず頭だけモゾモゾしているので蜜を食べている?ような雰囲気でしたが、真横から観察できず。他にも探してみたら数個体は確認できました。

Laowa 60mm F2.8 Ultra-Macro にチューブを付けて撮影。


プロフィール

ジーク

Author:ジーク
そろそろ30歳が見えてきた

こちらでもカニムシヤザトウムシなどいろいろ書いています。→ホームページ

僕が関わった本が発売されました。素晴らしい内容だと思いますので是非。
超拡大で虫と植物と鉱物を撮る—超拡大撮影の魅力と深度合成のテクニック (自然写真の教科書1)

こちらにもたまに投稿しております→WEB自然図鑑
名前はここと変わらずジークでやっておりますので宜しくお願いします。

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妻のRoccoの細密画作品

細密画『ニホンマムシ』
細密画『日本のカエル4種』

【最近のお気に入りの生き物】

ケアシザトウムシ

キタカミメクラツチカニムシ

ツムガタアゴザトウムシ

サスマタアゴザトウムシ

ウエノコンボウマルトビムシ

※使用カメラ
2009年 Richo R-10
2010年2月~10月 お借りしていたOlympus E-500
2010年11月~妻のOlympus E-620を共同で。
2011年4月 先輩からE-510を格安で購入。
2013年5月 E-30。
2014年6月 Canon 70D



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